Bio
日高由貴
Yuki HIDAKA
歌、ピアノ弾き語り、クラリネットで関西を中心に演奏を行うほか、朗読劇、文章執筆、フェルト作品制作、書、水彩画など、さまざまな表現活動をしています。
音楽について考えていることについてはこちらをごらんください。
いままでに書いた文章、かかわらせていただいたプロジェクトなどはこちらです。
これまでの写真はこちらです。
<略歴>
奈良県に生まれ、その後、福岡、長崎、沖縄など九州各地を転々とする。
長崎県の五島列島や沖縄県北谷町で幼少期を過ごしたことで、土地によって言葉や文化が違うこと、語られる歴史が異なることに興味を持つ。
福岡県立福岡高等学校卒業。
京都大学教育学部、同大学院教育学研究科博士前期課程修了(教育学修士)。
大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。
京都大学人文科学研究所、京都大学高等研究開発推進センターにて、数年間研究員を務める。
2019年6月、立命館大学におけるジェンダー論の授業において、ゲストスピーカーとして、ジェンダーの観点からみたジャズの歴史について講演。(「歌と言葉を紡ぐこと」)
2020年4月より、大阪城南女子短期大学保育学科非常勤講師、2021年4月より特任専任講師。
2022年4月より令和4年度国際児童文学館特別研究員。
修士論文では、大正時代に大阪府の三島郡千提寺(現在の茨木市)で発見された、隠れキリシタンの方たちに口承で伝わる祈り、「おらしょ」に興味を持ち、調査しました。その後、大学時代から勉強を続けてきた、アメリカ、日本におけるジャズの歴史や、人種、宗教、ジェンダー、表象の問題にも関心を広げ、ゆるやかな形で研究にかかわりながら、音楽を続けています。
最近は、絵本や紙芝居を読むこと、こどもと言葉、保育とアートなどについても関心を持っています。
<音楽歴>
3歳よりピアノを始め、13歳まで学ぶ。
中学、高校で吹奏楽部に在籍し、バスクラリネット、クラリネットを担当。
大学入学をきっかけにジャズにであい、京都大学Dark Blue New Sounds OrchestraでDuke Ellingtonの音楽を演奏する。ビッグバンドでクラリネットを演奏する傍ら歌い始める。
1998年、1999年、山野ビッグバンドコンテストにおいて、在籍していたDark Blue New Sounds Orchestraが二年連続3位入賞。
大学在学中、歌手、市川芳枝に師事。
魂を震わせる歌と生き様に学ぶとともに、多くの素晴らしいミュージシャンに出会い、
音楽だけでなく、生き方そのものに影響を受ける。
2007年、山口県萩市であった一週間のジャズワークショップに参加。(講師:piano:Barry Harris:、bass: Richard Davis, drums: Lewis Nash)。
2011年、2012年、アメリカにおいて毎年開催されているVermont Jazz Center Summer Programに参加(Vocal講師:Sheila Jordan, Jay Clayton,2012年は奨学金取得)。
2013年5月より3か月、ベース奏者Richard Davisと、その家族と生活をともにし、学ぶ。
2013年8月、大阪府の應典院でおこなわれたイベント、「キッズ・ミート・アート」に講師として参加。
2014年秋ごろから、長年のブランクを経てほとんど弾けなくなっていたピアノのリハビリを始め、ピアノ弾き語りによるパフォーマンスも始める。
2016年10月、1st album "虹色の小舟”をリリースし、好評を博す。
2017年より毎年3月に開催される月桂冠大倉記念館酒蔵祭りに連続出演(2020年以降、コロナウィルスの影響で中止)。
2018年、應典院での「キッズ・ミート・アート」のランチタイムコンサートでピアノ弾き語り演奏を行う。
2020年4月より、大阪城南女子短期大学総合保育学科非常勤講師(幼児音楽)、2021年4月より専任講師(教育学、児童文学、音楽)。
2021年8月、Josh Nelsonとリモートレコーディングセッションを行う。
大学で教鞭をとるほか、国内外のミュージシャンのレッスンやワークショップを受講してきた自身の経験を活かし、ピアノやヴォーカルのレッスンを行っている。文章執筆、ラジオ朗読劇の制作、朗読などを通してさまざまなジャンルのアーティストとも活動中。